野村紘一代表の経営手腕の凄さとは

億ションを足掛かりに、不動産業界で活躍を続ける野村紘一代表は、1975年に設立した自社のトップを務めている人物です。代表の座は約45年間にわたり変わることなく、しかも無借金で経営を続けていることが凄いといえるでしょう。黒字化を達成したのは会社設立の初年度のことで、それ以来一度も借金をすることなく、安定経営が続けられています。
野村紘一代表といえば、1975年に販売した超高級マンションが話題となり、テレビや各種のメディアで取り上げられました。そのマンションの価格は1室1億円と破格で、価格のインパクトの大きさからいつしか億ションと呼ばれるようになります。億ションは分かりやすく語呂が良いので、自然と大人から子供まで浸透したり使われ始めました。今では辞書に乗っているほどですから、億ションという言葉は本当に定着していますし、その切っ掛けになった野村紘一代表は改めて凄い人物だと分かります。無借金経営の秘密は堅実な経営で、先をしっかりと予測してから必要なところに投資をする方針です。
野村紘一代表には、億ションというヒット商品と知名度があるので、これらを武器に不動産業界で生き残り続けてきたわけです。日本は高度経済成長とその後で、不動産業界に大きな変化が起こりました。荒波の時代があったともいえますから、生き残るのは本当に簡単ではなかったと考えられます。
しかし野村紘一代表は見事に会社という船の舵取りをして、従業員を路頭に迷わせることなく、今も安定した経営を続けています。現在の従業員数は約200名で、更に複数のグループ企業が存在しますから、経営が不安定になると多くの人達が収入や生活の影響を受けます。
この点、一度の成功に胡座をかかず、堅実な商品開発や経営を続けてきた人物ですから、その人物が代表をつとめる会社となれば人気なのも頷けます。人材育成に取り組む余裕が生まれ、複数の後継者候補が育つまでになっていますし、大仕事の事業承継も上手く成功させるものと思われます。
そういえば自分は相撲についてよく知らなかったのですが、昔若乃花貴乃花の兄弟が活躍していたことは覚えています。自分の中で相撲の知名度が上がりましたね。